根性論よ、さようなら
皆さんこんにちは。
菜花柚仁です。
最近すごく迷っていることがあります。
ホルモンの調子も良くなってきたから、副腎が回復してきたとは思うのですが、身体というか脳って過去のことを記憶しがちなんですよね…。
多分脳の記憶的には
「この身体は足が動かなくなる身体だ」
「この身体は低血圧な身体だ」
「この身体は女性ホルモンが足りない身体だ」
という認識なんだと思うんです。
なんてったって長年そうやって生きてきたんですから、急にプログラムを変えろって言われたって脳も困っちゃいますよね。
機能的にはもう大丈夫なはずなんですが。
例えば前までは血圧が下がった時は無理せず寝ていたんですが、数値的にはもう動けそうな感じなので、ここで少し無理をするべきなんだろうか…?というところが難しいんです。
前までの私は、副腎が疲弊状態だったので、出したいホルモンも枯渇してしまっていて、無理したところでますます疲弊するだけでした。
だから休むことと、ホルモンの元となる材料を身体に蓄えることというのが必要だったので、無理をしないという選択を取っていました。
でも最近はそろそろ蓄えられたんじゃないかな?ってミネラル検査からも日々の血圧とか体温の様子からも見て取れるので、ちょっと無理をしてみるべきなのかと迷っています。
とりあえずやってみれば良いのでしょうが、前までは立ち上がるだけでしんどかったもんだから気持ちがそっちに負けてしまうんですよね😭
やる気だってホルモンが出してるわけであって、ということは脳が命令しているわけであって、その誤解してる脳に打ち勝ってやる気を出すなんて至難の技だということなんすよ。
マジで。
ちょっと思い出してしまったので聞いてください。
私の本業は音楽なので「練習しなさい」という言葉は数え切れないほど言われてきました。
子供の頃は「あれしなさい」「これしなさい」と言われるものじゃないですか。
仕事始めてもからもそうでした。
それゃあ新人ですから、教育は必要不可欠です。
今でもその時教わったことが役に立っているなぁと思うことももちろんあります。
でもです!
血圧、上が80台がどれだけ大変か知っていますか⁈😭
と言いたいわけですよ。
両親とかは私のこの状況に違和感を感じ、調べに調べまくって対策をとってくれましたし、大学の頃の専攻の先生は大人になって原因を知ってから説明したところ
「よく頑張ったわね。よく卒業したわね😭」
とおっしゃってくださり、もちろん泣きましたよね。
カフェで。
何が大変って、病気ではないから説明が難しいので、理解されづらいってこともありますね。
お医者さんに診断されて、〜症って名前を付けられると、大体の人は考慮してくれたりもします。
私が精神科に行って
「身体症状症と診断されました」
と言っただけでだいぶ周りの対応が違うんですよね。
でも、結局、身体症状症ってなんだかわかりませんよね?
私も初めて聞きました。
わからなくても、病名がついただけで変わるんです。
病名つく前に分かってほしかった…。
一緒に仕事をしている保健師さんが言うには、まだ病気ではない人でも検診結果とかミネラル検査とかに兆候は出ているそうなんです。
でも、それを放っておくと後々どんなことになるか、想像して前もって対処する人は少ないそうです。
病気になった私から言わせてもらいますと
「病気になってから対策取るのは相当やぞ!」
てことです。
一回染み付いてしまった脳の癖、脳の誤解を解くのは、精神力で乗り切るしかなくなるんですよね。
私は今悲しく感じる、とか
私は今イライラしてる、とか
私は今とてもだるい、とか
全部脳の誤解で、そう思っていると思い込んでいる自分に
「これは脳の誤解だから大丈夫!気にしない!」
って言い聞かせるしかなくなるんですよ。
それってめっちゃ辛いんです。
だから私は思うんです。
もし、やる気のなさそうな人がいたら「やる気出せ」って言うんじゃなくてちゃんとホルモン分泌されてるのかな?って考えていただけると嬉しいです。
もちろん本人の努力も必要ですが、脳が誤解しているとだいたい人に対して「うっせーなこいつ」みたいな感情が出てきてしまったりもするので、難しいところではあります…。
脳に操られていると言っても過言ではない!
とにかく私が言いたいことは、「やる気って根性で出すものじゃなくて、ホルモンが出すんです」って言いたいだけなのに長々と書いてしまいました。
私みたいに後で大変な思いをする人が減ってほしいなと願いつつ、今日のブログを終えたいと思います。
お付き合いくださり、ありがとうございました‼︎