菜花柚仁「自閉スペクトラム」を楽しんで生きる

仕事をしながら心理学科に通っています。 特に子供の心理や発達について研究をしています。 私自身が自閉スペクトラムと診断されていることもあって、そんな一人一人の特徴や能力を生かした過ごし方を発信していけたらと思っています。

「ぷ」から「て」に進んだよ

 

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皆さんこんにちは。

 

菜花柚仁です。

 

いや〜寒いですね。

 

久しぶりに雪もだいぶ積もりました。

 

そしてもう少しで今年も一年が過ぎようとしていますね。

 

今年の終わりにまさか食あたりになるとは思ってもいませんでしたが、そのおかげで発見したことがあります。

 

そのお話についてはまたいつかのブログに書くことにして、今回は最近の悩みについて書こうと思います。

 

悩みと言っても今では精神的な悩みはほとんどありません。

 

過去にあった色々がまだ心のどこかに残っている可能性もないとは言えませんが、今のところは悪さをしていないので、大丈夫だと思います。

 

そんなことよりも、困っていることがあります。

 

それは自閉症っぽくなることです。

 

そもそも自閉スペクトラムと診断されているので、自閉症っぽくもなにもないのですが、ぽさが増すと言いますか。

 

著しく自閉症になる時がだいたい決まって、お腹が空いた時、便が出る時、眠い時です。

 

しかも自分ではお腹が空いている自覚も、便が出そうな感覚も、眠いつもりもないのが厄介です。

 

なんだか頭の中が騒がしくなって、同じ言葉を繰り返したくなります。

 

「ぷぷぷぷぷ」とか

 

「ぷちぷちぷち」とか

 

「めめめめめ」とか

 

「ぴぴぴぴぴ」とか

 

を口走り始めたらさっきの3つのうちのどれかです。

 

自分では分かりません。

 

特に大変なのは眠い時です。

 

眠い感覚がないのに身体が先に眠ってしまって、足が動かなくなります。

 

身体症状症だからか分かりませんが、気持ちと感覚が一致しないので、歩けなくなってしまってから部屋に行くのが一苦労です。

 

だから「ぷぷぷぷぷ」が出始める前に対策を取る必要があります。

 

平常の時は対策取る気満々なのですが、だんだん自閉症っぽさがグラデーションのように強くなっていくと、思考がうまく回らなくなります。

 

その変化を自分で感じ取れるようになることが今の課題です。

 

そうしないと歳をとってきた父親の腰をまた痛めてしまいかねないので。

 

階段を酔っ払いのように登る私を父が支えるというか半分持ち上げながら登るので、少し申し訳なさもありつつ、どうすることもできていない状況です。

 

そういえば、子供が発語し始める時は、唇を合わせて発音できる言葉を話しますよね。

 

ぱぴぷぺぽ

 

とか

 

まみむめも

 

とか。

 

私が発している言葉も大体それと同じな上に、お腹が空いた時と、便が出る時と、眠い時に出現するので、母親には赤ちゃんじゃん、と言われます。

 

それは困ったな。

 

もうだいぶ良い歳なのだから赤ちゃんを続けるわけにはいかない。

 

と思っていたら最近自閉症になる時に発する言葉に変化が出てきました。

 

「ててててて」

 

が追加されました。

 

発達している…(笑)

 

このまま発達し続けるのか?

 

私の脳はまた一からやり直しているのかな?という感じですが、そんなことが起こるのかは分かりません。

 

でも、自閉症っぽさが強くなったのは最近なんですよね。

 

不思議なことに。

 

私の勝手な推測ですが、ストレスのかかりすぎで脳が損傷したのかもしれないと思っています。

 

なんでこう思ったのかというと、秋保大滝の近くのお寺の塩沼和尚さんという方がいらっしゃるのですが、その方がサワコの朝という番組に出られた際に、修行によって前頭葉の一部がなくなっているという話をしているのを最近見ました。

 

人の脳って変化するんだ⁈っていうことを知った時になんとなく自分に置き換えて考えてみたんです。

 

どう考えたって最近の方が自閉症が増している‼︎

 

過度なストレスといえば、足が動かなくなるというのが1回目で家の外に出ると震えたり涙が出たりして家から一歩も出られなくなったのが2回目。

 

それ以降なんだか自閉症っぽさが増しているんです。

 

でも、心が傷つくって結局は脳を傷つけることになるわけだし、その可能性もなくはないんじゃないかな?と思ったり。

 

もはや、大学院で子供たちの発達について研究するより、自分の脳を研究してしまいたいなと思ったり。

 

脳の活動を測定する機械がレンタルできるので、ついでに自分の脳も測定しちゃおうかな?(笑)

 

塩沼和尚さんの話も不思議ですが、人間ってすごいですよね。

 

修行して、欲やら煩悩やらを無くしたら、脳まで変えちゃうポテンシャルを持っているということじゃないですか?

 

流石に一般人があそこまでの苦しい修行をするのは難しいので、もっと別な方法で、脳を変えることができると私は思っています。

 

それは、脳をなくしてしまうまでのものではなく、脳の中で行われている刺激を少し変えること、だと考えています。

 

それを変えるのはホルモンだったり脳内神経だったり自律神経だったり。

 

私がなんで最近自閉症っぽさが強くなったのかは分からないにしても、色々な方法でそれらの機能に頑張ってもらうことはできるので、そう言った対策を取ると、言葉も戻ってきますし、騒がしくなった頭の中もちゃんと鎮まります。

 

脳に傷を残さないために、心穏やかに過ごすためには、人それぞれ工夫が必要になってしまう世の中なんでしょうね。

 

今私は「ぷ」から「て」に発達しているので次はどうなるのか楽しみです。

 

「ぷぷぷぷぷ」とか「ててててて」とかの合間に、「お腹すいた」とも言えるようになってきました。

 

拍手👏

 

ちゃんと前には進んでいると思うので、今後の経過もそのうちブログで書いていくことにします。

 

それではまた👋

 

さよなら、さよらな、さよならーああー

そとはーもうすぐーしろーいふゆー

 

とっくに冬ですが、暖かくしてお過ごし下さいm(_ _)m