地震は侮れない
みなさんこんにちは。
菜花柚仁です。
少し前に大きな地震がありました。
私は宮城県の人間なので、5強〜6強あたりの震度でした。
それからしばらく余震が続いていました。
3.11の時も宮城にいたので、それから比べるとまだ耐えられるかなっていうくらいでした。
3.11の時は自宅に1人でいました。
いつまでも揺れがおさまらないので玄関を開けようにも動けなかったです。
たまたま私が立っていた位置が何も落ちてこない場所だったみたいで、どうにかことなきを得ましたが、それから何日間もガス、電気、水道が止まって食料の調達も大変だったのを覚えています。
今回の地震はそこまでではありませんでしたが、ちょっと驚くべきことが起こりました。
夜、地震が起きた時は2階の自分の部屋にいました。
結構な揺れでしたが、怖いとかどうしようとか何も思わず揺さぶられていました。
いつまで揺れるのかな〜程度に思っていました。
激しい揺れの中、私の部屋に母が入ってきて勢いよく私の手を引っ張り、1階に連れていかれました。
少しして揺れがおさまって、リビングのソファに座っていたら左足に違和感を感じました。
左足がガクガク震え始めて、歩こうと思ったら動かなくなっていました。
私は数年前に、精神的なショックで足が動かなくなったことがあります。
一度動かなくなる経験をしてしまった足が、また地震の衝撃で動かなくなってしまいました。
本当に怖いとかいう感情はなかったのですが、前の精神的なショックを受けた時に脳の扁桃体が過剰に危険を察知してしまうようになったのかもしれません。
テレビで見たのですが、ヤギを驚かせると失神するらしいです。
だから、動物は危険を察知すると身体が停止してしまう仕組みが備わっているってことなんですよね。
地震の時に停止されたらたまったもんじゃないですが。
自分でも気が付かないうちに、地震というのはかなりのストレスになっているんだなということを感じさせられました。
そこで思ったのですが、宮城県の不登校数って震災以降増えてるんです。
震災と不登校の関連性が必ずあるとは言い切れないにしても、地震が相当のストレスだということを今回感じてしまった身としては、ないとも言い切れないなと思ってしまいました。
不登校についての話はこちらのブログに書きました↓
不登校には意味がある - 菜花柚仁「自閉スペクトラム」を楽しんで生きる
自分の意思というのはあまり役に立たないことも多いので、なんだかわからないけど調子が出ないとか、何もしたくないとかっていうのは、脳が何らかのストレスを訴えているサインかもしれません。
私みたいに足が動かなくなってしまうような状態になる前に、小さなサインを見逃さないことが自分を守ってあげられる方法なんじゃないかなと思います。
いざって時に逃げられない身体になってしまうのはとても怖いことです。
地震だけではなく、知らない間に自分の心や身体が何かしらで蝕まれていることがあるかもしれないという可能性を知っておく必要があるのかもしれませんね。
知りたくない内容ではありますが、手遅れになる前に自分の心と身体に目を向けて、何かの時のために備えておくに越したことはありません。
今回の地震以降、3日間くらいで歩けるようにはなったものの、疲れたりするとまた歩けなくなったりしています。
私は足に出ましたが、人それぞれ身体の表現は違うものです。
私自身、不自由を感じるようになってから、心と身体に目を向けるようになりました。
こうなる前に、自分に目を向ければよかったと後悔していますが、私はこの道で良かったと思っています。
でも、今、自分は元気だと思っている方でも、もちろんなんだか不調だなと思っている方も、早い段階で小さなサインを見逃さないでほしいなと思っています。
ひとりでも多く、健康な人が増えると良いな。
ちなみに、小さなサインがどんなところに表れているのかの一つの指標となるものが、毎年受ける健診結果だったりするのですが、一緒に働いている保健師さんのブログでいろいろ書いてくださっているので、参考までに↓
A判定でも要注意!健診結果はこれを見ないともったいない! | あなたの身体から気づきを促すウェルネスガイド✨を生業とする保健師のブログです
最後までお付き合いくださりありがとうございましたm(_ _)m